今回はタイトルを、検索キーワードでよく使われる「吊るし伐り」にしてみました。
去年の秋、現地調査の際にとった写真です。
庭の11本の「カラマツ吊るし伐り」のご依頼です。
別荘地などではお馴染みですが、多くの枝が日光を求めて屋根の上に伸びています。
万が一にも落下させるわけにはいきません。
カラマツの枝はそれほど重くないので、落下防止のナイロンランナーでぶら下げ、あいている方向に投げ落とすことにしました。
いろいろな方法があると思いますが、 これが一番早いように思います。
だいぶ上に結んだつもりでしたが、切り離してみると写真のように傾いてしまいました。スタティックリギングなので、二股から切断しても十分いけたかな?
でも、降りてくると大きんだなこれが…
写真には写っていませんが、先端を下す際、二股の基部に枝が挟まって下すのに苦労しました。
枯れ枝が残っているのも写っていますが、アクシデントのもとを注意深く取り除きながら、作業を進めなきゃいけませんね。
そのほうが結果、早くて安全ということになるのです。
今年は強風の日が多く、木の上で待機したこともありましたが、途中で降りてくるのが惜しくて、でもあんまり気持ちの良いものじゃありませんね。
伐採木で庭はいっぱいになってしまいましたが、無事終了しました。
幹材の撤去も終わりました。
心材腐朽病の樹もありましたが、これで倒木の心配はなくなりました。
施主様には大変お待たせをして申し訳ありませんでした。
この場を借りて、お詫びとお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
(ご覧になっているでしょうか?)
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Y.S (火曜日, 02 4月 2013 19:55)
周囲に家がある中での作業、風、雪、寒さの中での作業、本当にご苦労様でした。
高さ20〜30メートルの直立した木に登るだけでも大変。その上での伐採作業。
事故なく終わったようなので、一安心。
終わり良ければ・・・、ではありませんが、伐採後の庭の片付けもきちんとしてくれ、
依田さんにお願いして良かったです。
これからも何かと相談に乗って下さい。
依田さん、そして奥様、本当に有難うございました。
forest-fellows (火曜日, 02 4月 2013 21:22)
色々と不手際が重なり、大変お待たせいたしました。
お客様に満足していただけることが、一番励みになります。
「依田さんにお願いして良かったです。」のおことば、
本当にうれしいです。
また何なりとご相談ください。
ありがとうございました。