今回は、2年前に枝の剪定を実施した甲府市中心部のお宅です。
住宅が密集していて、落ち枝や落ち葉で隣家に迷惑がかかるということで、根元から伐採することになりました。
周りは家と、電気・電話の引き込み線に囲まれています。
根元には屋敷神様が祭られています。
稲積神社の神主にお越しいただき伐木祭を執り行いました。
作業の安全と、施主様ご家族の繁栄を祈念しお祓いをしていただきました。
今までも、施主様のご意向によりお神酒を捧げることはありましたが、今回の伐木祭では、屋敷神様を祭るという日本人の精神世界が、私のDNAの中にも脈々と受け継がれていることを実感させられました。
( すべての命に対する畏敬の念ってことでしょうか。)
伐木祭が終わり、屋敷神様にはしばらくお隠れいただきす。
一日目は二股の欅の枝下しと搬出で終わってしまいました。
「電話線がじゃまだ~ッ!」
(隣のビルの方が「トイレが明るくなってびっくり!」と喜んでいました。)
二日目は奥の樫の木の枝下しからです。
何とか一日目の遅れを取り戻したいところですが、焦りは禁物!
カシの樹は、大枝の剪定の影響でこんなに心材腐朽してました。
スペースが開いて来れば作業は順調です。
最後の欅もあと少し、愛しの地上が近づいてきました。
グラウンドワーカーに「グッド ジョブ!」
ほんと上達したなー。
無事終了!
初日の午前中、ペットボトルホルダーを持たずに樹上に上がってしまい、水分補給を怠ってしまいました。
そのせいかとてもばてて、昼食時食欲がなく軽い腹痛がありました。
昼寝後復活しましたが、こまめな水分補給が重要なようです。
樹上だとついつい面倒になってしまいがちですが、これも安全確保の一つと考えて、「ちょっと手を止めて水分補給。」「乾く前に飲む!」
皆さんも熱中症には気を付けて、暑い夏を乗り切りましょう。
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