奇跡の特殊伐採日和。

  今回は、広いお庭の下刈りと、高木12本の伐採をご依頼いただきました。

 先週から作業を始め、伐採木は増改築用の用材と、薪用の玉切り丸太に分けて集積しました。

 あとは写真中央奥のミズキ二本のトッピングカットを残すのみですが・・・

 

 連日の強風に続き、「爆弾低気圧」の影響による暴風雪。皆さんのところはいかがだったでしょうか?

 幸い山梨の積雪は大したことなかったのですが、さすがに木登りは延期でしたが・・・



 御覧の通り、晴天無風!抜けるような青空!

 まさに「奇跡の特伐日和!!」

 風の強い八ヶ岳南麓の冬、こんな日はひと月に数えるほどしかありません。


 12月から入った新人さんには、悪天候が付きまとっていたのですが、初めての特伐がこんな好条件とは「雨・・・」の汚名返上でしょうか。

 施主様も「昨日まで怖いくらいの強風だったのに。」と驚いていました。



 今回ミズキに初めて登りましたが、思いのほか丈夫な印象を受けました。

 登る途中、以前の伐採時に伐倒木が当たったのか、幹に剥皮があり心材が露出していましたが、心材にはほとんど影響がありませんでした。

 登ってみてミズキの粘りがなくもろい「マッチ棒の樹」印象が変わりました。

 用材には向かないけれど、ちょっと興味がわいてきました。


 登ってみなけりゃ解らないってこと?


 今回も無事終了。

 これで倒木を心配されていた、実家のお父様もご安心されるでしょう。


 暖かい薪ストーブと、おいしいコーヒーとお菓子、疲れと緊張が溶けていくようでした。

 ごちそう様でした。