ちびっこ広場の支障木伐採。


 今回のご依頼は、ちびっ子広場の脇のコナラとアカマツの伐採です。ご依頼主は、広場と道を挟んだ向かい側のお宅です。

 以前から、道路への枯れ枝の落下が多く、事故につながらないかと、心配されていたそうです。

 また、御覧の通りの、立派な枝ぶりから落ちるおびただしい量の落ち葉を、毎年おじいちゃん(御年88歳)が片づけていたそうです。

 


 一本目のコナラは、枝が片方に生えていたので、反対側にアンカーを取ってから伐採しました。

 狙い通り、満足のいく伐倒ができました。

 午後からアカマツの伐採と、片づけをして一日目終了。

 4本目のコナラ、これが一番の大物です。

 そのままでは樹冠全体が、庭に入りきらないのと、偏った荷重を減らすために、大枝を三本切り落としてから伐倒します。

 この時も、結構大きな枯れ枝が三本乗っていました。人や車に当たったりしたら大変です。



 「よしっ!」

 と心の中でつぶやく瞬間。



 緊張から解き放たれる瞬間。

 そして伐根の確認、この繰り返しです。

                  Before                                                 After

  だいぶ明るくなり、落枝・倒木の心配もなくなりました。

 

 今年一月に起きた「中央道倒木死亡事故」以降、幹線道路沿いの危険木の除去が行われていますが、まだまだ危険木はたくさんあります。

 北杜市のホームページでも「住宅地に隣接する山林をお持ちのみなさんへ」と題して、山林の管理のお願いをしていますが、不在村地主や、別荘地取得後代替わりなどで、山林所有者の所在が分からないケースがたくさんあります。

 当社でも、登記上の住所にお手紙を送ったりしますが、「あて所に尋ねあたりません」で帰ってきてしまいます。

 こんな場合はどうしたらいいんでしょうか?


 管理されなくなった里山が高樹齢になっています。

 もし、このブログを見た方で、気になる山林をお持ちの方がいらしたら、ぜひご相談ください。