クレーンを使った吊るし切り!

          施業前                         施業後

 先日の「白樺のトッピングカット&支障木の伐倒」の続きです。

 引き込み線の移設により、クレーンでの吊るし切が可能になりました。

 

 

 とは言え、スペースはほとんどありません。

 (いつものことですが・・・)

 クレーン作業は、オペレーターとの意思疎通が重要です。特伐を始めた当初から、クレーンのオペレーターは宮坂自動車の小林君にお願いしていますが、早いもので今年で8年になります。

 事前の打ち合わせも重要ですが、状況の変化に対応できる柔軟性が要求される作業ですので、私の意図を理解したうえで、オペレーションのプロとして適切な助言をしてくれる心強いパートナーは必要不可欠です。

 

 クライマーの能勢君とは四回目の現場ですが、オペレーターとのコンビネーションもだいぶ良くなってきました。

 

 

 引き込み線や屋根に注意しながら   代付ワイヤーの向き、反対の方が   トップを残しておかないと、枝先に行

慎重に枝下しが進み、一本目が幹を  よかったかもね?          けなくなってしまいます。

残すのみとなりました。        奥の樹の枝ぶりも解ってきました。  再度、手順を打ち合わせます。

 

 

 

 

 

 

 お解かり頂けるでしょうか、こんな狭い所に生えていたのです。

 

 当初、後ろの林に倒すという案もあったのですが、屋根の上を覆った枝が屋根に接触する恐れがあり、クレーンでの吊るし切りを選択しました。

 

 

 

 最後に根株を切り離して、本日も無事終了!

 

 今回もクレーンを使わないなど、いろいろな手法を検討しましたが、やはり安全を第一に考えなければなりません。

 

 ご依頼主様に、十分かつ誠意ある説明で、ご納得いただく努力を惜しみません。

 愚痴る(前回ブログ)のはもうやめます。